WordPressテーマのカスタマイズは子テーマを作ってから行う

2018/03/05ワードプレステーマ

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WordPressはテーマのCSSを変更すれば自由に見た目をカスタマイズできます。

だからといっていきなりテーマをカスタマイズすると、テーマのアップデートがあった際にファイルが上書きされ、せっかくのカスタマイズがリセットされてしまいます。

そこでWordPressのテーマをカスタマイズする場合は必ず「子テーマ」を作って、その子テーマをカスタマイズするようにしましょう。

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WordPress子テーマの作り方

WordPress子テーマの作り方は簡単で以下の手順で進めていきます。

子テーマフォルダーの作成

WordPressの子テーマは簡単に作成でき、親テーマ(既存のテーマ)と同じ階層であるwp-content/themesに新しいフォルダーを作成します。
WordPress子テーマフォルダー
フォルダー名はなんでも構いませんが、わかりやすい名前にしておきましょう。

style.cssの作成

次に作成したフォルダーに「style.css」という名前でCSSファイルを作成します。

ファイルの内容は

/*
 Theme Name:   Twenty Seventeen Child
 Theme URI:    https://it-engineer-info.com/wp-content/twentyseventeen-child/
 Description:  Twenty Seventeen Child Theme
 Author:       System Trust
 Author URI:   https://it-engineer-info.com
 Template:     twentyseventeen
 Version:      1.0.0
 License:      GNU General Public License v2 or later
 License URI:  http://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html
 Tags:         light, dark, two-columns, right-sidebar, responsive-layout, accessibility-ready
 Text Domain:  twenty-seventeen-child
*/

とします。

ここで重要なのは
Theme Name・・・子テーマの名前
Template・・・親テーマのフォルダ名
です。

ここまで編集したらファイルを保存します。

functions.phpの作成

次に「functions.php」を作成します。

ファイルの中身は

<?php
add_action('wp_enqueue_scripts','theme_enqueue_styles');
function theme_enqueue_styles(){
    wp_enqueue_style('parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
    wp_enqueue_style('child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style'));
}
?>

でOKです。

ここまでくればダッシュボードの「外観」→「テーマ」を選択すると今回作成した子テーマが表示されていますので、この子テーマを選択します。

スタイルシートや新しい関数などを追加するのは子テーマの「style.css」や「function.php」にします。

こうすることで、親テーマのバージョンアップなどで更新をした場合でも、子テーマに施した変更は残るので、カスタマイズかリセットされることはありません。

以上、WordPressテーマのカスタマイズは子テーマを作ってから行うでした。

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