自宅でもできる「死活監視」No.1:仕組み作り
自宅でもできる「死活監視」No.1:仕組み作り
死活監視は、マシン・機器が正常に動作しているかを確認する仕組みです。
企業では、監視用のソフトなど導入して行っていますが、小規模な企業、個人などでは
そういった仕組みを導入するには、敷居が高い話になります。
ネットで死活監視を調べると、簡単に死活監視を簡単に実現できる方法としてはPingが有名です。
Pingぐらいなら小規模な企業、個人などで容易に導入が可能です。
しかし、Pingを実行するマシンの稼働状態はどうすればいいのか?という疑問があがりました。
Pingを実行するマシンの信頼性が無ければ、意味がありません。
信頼性の高いサーバを導入することは、結構な費用が掛かります。
そこで、思いついたのが、信頼性の高いサーバを外部のレンタルサーバを利用することです。
※既に、ホームページなどを公開している企業なら追加費用は必要ありません。
レンタルサーバであれば、その業者がサーバの信頼性は保証します。
レンタルサーバを利用
レンタルサーバを利用すれば、信頼性の高いサーバから死活監視が行えますが・・・・
下記の問題があります。
上記の図のように、レンタルサーバを利用した場合、Pingを発行することができません。
社内にあるマシンは公開していませんので。
Ping以外での監視方法を検討する必要があります。
容易に実現できる方法で。
Ping以外で死活監視を行う
Ping以外で、レンタルサーバを利用して死活監視を行う方法として考えたのが
以下の2つの方法です。
1.メールを利用
2.FTPを利用
メールを利用した場合
監視対象のマシンから、レンタルサーバにメールを定期的に送信することで
死活監視を実現することは可能です。
監視対象マシンからのメール送信は、そう難しくありません。
しかし、レンタルサーバ側でメールを受信するする仕組みを作るのが、ひと手間です。
FTPを利用した場合
FTPを利用した場合は、監視対象マシンから定期的にファイルをレンタルサーバにUPします。
レンタルサーバ側は、UPされたファイルが更新されているかを監視します。
メール送信の仕組みと比べると、メール受信ができなかった場合など考えると、まだ、FTPの方が
仕組み的にも容易であると思われます。
結論
1.監視側のサーバは、レンタルサーバを使用する。
2.監視方法は、FTPを用いてファイルの更新が行われているかで判断する。
上記の方法で、死活監視の仕組みを作っていこうと思います。
ロジックの仕組み作りは、次回のブログで掲載します。