自宅でもできる「死活監視」No.1:仕組み作り

2020/07/02レンタルサーバー関連死活監視,Ping,FTP,メール

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自宅でもできる「死活監視」No.1:仕組み作り

死活監視は、マシン・機器が正常に動作しているかを確認する仕組みです。
企業では、監視用のソフトなど導入して行っていますが、小規模な企業、個人などでは
そういった仕組みを導入するには、敷居が高い話になります。
ネットで死活監視を調べると、簡単に死活監視を簡単に実現できる方法としてはPingが有名です。
Pingぐらいなら小規模な企業、個人などで容易に導入が可能です。

しかし、Pingを実行するマシンの稼働状態はどうすればいいのか?という疑問があがりました。
Pingを実行するマシンの信頼性が無ければ、意味がありません。

信頼性の高いサーバを導入することは、結構な費用が掛かります。
そこで、思いついたのが、信頼性の高いサーバを外部のレンタルサーバを利用することです。
※既に、ホームページなどを公開している企業なら追加費用は必要ありません。
レンタルサーバであれば、その業者がサーバの信頼性は保証します。

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レンタルサーバを利用

レンタルサーバを利用すれば、信頼性の高いサーバから死活監視が行えますが・・・・
下記の問題があります。


上記の図のように、レンタルサーバを利用した場合、Pingを発行することができません。
社内にあるマシンは公開していませんので。
Ping以外での監視方法を検討する必要があります。
容易に実現できる方法で。

Ping以外で死活監視を行う

Ping以外で、レンタルサーバを利用して死活監視を行う方法として考えたのが
以下の2つの方法です。

1.メールを利用
2.FTPを利用

メールを利用した場合

監視対象のマシンから、レンタルサーバにメールを定期的に送信することで
死活監視を実現することは可能です。
監視対象マシンからのメール送信は、そう難しくありません。
しかし、レンタルサーバ側でメールを受信するする仕組みを作るのが、ひと手間です。

FTPを利用した場合

FTPを利用した場合は、監視対象マシンから定期的にファイルをレンタルサーバにUPします。
レンタルサーバ側は、UPされたファイルが更新されているかを監視します。

メール送信の仕組みと比べると、メール受信ができなかった場合など考えると、まだ、FTPの方が
仕組み的にも容易であると思われます。

結論

1.監視側のサーバは、レンタルサーバを使用する。
2.監視方法は、FTPを用いてファイルの更新が行われているかで判断する。

上記の方法で、死活監視の仕組みを作っていこうと思います。
ロジックの仕組み作りは、次回のブログで掲載します。

[次の記事]No.2:監視対象側の仕組み

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