PythonのpyodbcモジュールでWindows認証でSQLServerに接続する方法
Python から SQLserver に接続するには pyodbc モジュールを使って行えば Windows 認証で簡単に接続することができます。
目次
SQLserverにWindows認証で接続する
Python のアプリケーションから SQLServer に Windows 認証で接続するには pyodbc モジュールを使います。
【Step 1】pyodbcをインストール
Windows のコマンドラインから以下のコマンドを入力して pyodbc モジュールをインストールします。
pip install pyodbc
【Step 2】SQLServerのTCP/IP接続を有効にする
次に SQLServer の SQLserver 構成マネージャーを開き
TCP/IP 接続を有効にします。
【Step 3】PythonからpyodbcでSQLServerに接続する
準備としてテーブルとデータを SQLServer 上に作成します。
create table test_table ( name varchar(20) ,age int ) insert into test_table values ('トラスト太郎', 20) insert into test_table values ('システム花子', 30)
実行する Python のソースは以下の通りです。
import pyodbc driver='{SQL Server}' server = 'ServerName' database = 'express_db' trusted_connection='yes' #Windows認証YES cnxn = pyodbc.connect('DRIVER='+driver+';SERVER='+server+';DATABASE='+database+';PORT=1433;Trusted_Connection='+trusted_connection+';') cursor = cnxn.cursor() cursor.execute( "SELECT * FROM test_table" ) rows = cursor.fetchall() print( rows ) cursor.close() cnxn.close()
※ SQLServer が稼働しているサーバー名とデータベース名は実行する環境に合わせて修正してください。
上記の実行結果は
[('トラスト太郎', 20), ('システム花子', 30)]
まとめ
Python から SQLserverに接続するには pyodbc モジュールを使って行えば Windows 認証で簡単に接続することができます。
リンク