Pythonの関数の作り方
PythonではPHPやC言語などと同様に「関数」を作成することができます。
関数を作ることにより、同じ処理を何度も書かなくても良くなったり、機能ごとに関数化することで見通しの良いプログラムを書くことができます。
Pythonでの関数の宣言は「def」を使って以下のように書きます。
def 関数名( 引数1, 引数2, 引数3, ... ) : 関数内の処理 関数内の処理 関数内の処理 return 戻り値
Pythonでの関数の書き方
Pythonでは関数を宣言するには「def」を使って宣言します。
また、関数名の宣言の最後には「:(コロン)」が必要です。
def 関数名( 引数1, 引数2, 引数3, ... ) : 関数内の処理 関数内の処理 関数内の処理 return 戻り値
関数内のブロックは半角空白文字かタブでインデント(ネスト)して管理します。
Pythonの関数への引数
Pythonの関数への引数は関数名の後ろの「( )」内に「,(カンマ)」で区切って渡します。
引数が不要の場合は「( )」内に何も書かなければ良いです。
def 関数名( 引数1, 引数2, 引数3, ... ) :
戻り値のある関数
Pythonの関数の戻り値は「return文」で値を返します。
戻り値が不要な場合は「return文」を書かないか、「return」と戻り値になしで関数が終了できます。
def 関数名( 引数1, 引数2, 引数3, ... ) : 関数内の処理 return 戻り値
また、Pythonの関数はJavaやC言語などと異なり、1つの関数で同時に複数の戻り値を返すことができます。
def sub1() : return 10, "ABC" #複数の戻り値を返す関数 #複数の戻り値を受け取り場合は「,(カンマ)」区切りで受け取る ret1, ret2 = sub1() print( "ret1={},ret2={}".format( ret1, ret2 ))
実行結果は以下のように2つの戻り値を同時に受け取ってます。
ret1=10,ret2=ABC
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