Oracleとは…
OracleはDBMS
Oracleはデータベースを作成し、利用するためのソフトウェアです。このようなソフトウェアを、データベース管理システム(DBMS)と呼びます。
※DBMSにはOracle以外に、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなどがあります。
DBMSを使用する利点
・大量のデータを管理できる。
・データを複数の利用者で共有し、同時に使用できる。
・データを高速に参照・変更でき、パフォーマンスに優れる
・データの整合性を維持するための多数の機能がある(データ型、トランザクション、整合性制約)
・データが破損したり、障害が発生したりした時も、速やかに復旧できる。
・ユーザーごとにアクセスできるデータや実行する操作が決まっており、不正なアクセスや操作を防止できる(セキュリティ)
リレーショナルデータベースとは
表形式でデータを管理するデータベースをリレーショナルデータベースと呼びます。リレーショナルデータベースは、データベースの一種です。
employee | department | salary | age |
Smith | Marketing | 500 | 26 |
Ann | Sales | 400 | 24 |
David | Finance | 800 | 35 |
※またリレーショナルデータベース以外のデータベースの総称をNoSQLと呼びます。
リレーショナルデータベースを管理するシステムのことをリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)とも呼びます。
リレーショナルデータベースの利用
リレーショナルデータベースを操作するには、SQLという言語を使用します。
Oracleを含めた多くのRDBMSは標準規格に準拠しているため、異なるRDBMS製品でおおむね同じSQL構文を使用できます。
ただし、細かい部分ではRDBMS固有の違いがあります。
以上、本記事ではOracleについて、簡単に紹介しました。
参考文献…オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I